私たちは奈良の耳成で地域について勉強したり、活動をしています。この日誌で、みなさんも耳成の地域について、何かを感じ取っていただけたら、と思います。
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平成20年度地域学級開講一番のお勉強
2008年 06月 11日
この地域活性化推進事業は昨年度から市の社会教育の一環として取り組みを始めた。その意味では、今回は2回と呼称されよう。
今期は基礎工事の総点検をしながら建物の工事をはじめてゆく工期に当る。耐震も含めた機能的な住まいを造るために、昨年の様々な試行錯誤を精選しながら当ることの留意を忘れてはなるまい。 家庭の人として、社会の一員として日々に充実感のもてる生活基盤、すなわち、私たちが住んでいる地域の在り方をみんなで考え、学び支え合ってゆこう。そうして、明るい町づくりの実現に取組もうとする施策がこの社会教育事業である。 「みんなで考え学び合って」ということが軸にならないと駄目だとの反省が前年度の貴重な声でした。 地域活性に取組む実績と行政施策の目配りの共生意識が自主、自発、創造の接点にあって常に好ましい理解を深めつつ活動の推進を図ることが今年度の一つの目標であろう。 記念講演を聞く 開講の記念講演を天理大学の人間関係学科教授岡田龍樹先生のお話を聞く。演題は「なぜ、学び合うことで地域は活性化するのか」。まことに時宜をえたお話しであった。 人生は終生勉強を怠ってはならない。その在り方には相対的なものと、個人的なものとがある。さらに、「堅い勉強」と「やさしい勉強」とがある。 日々、人間は一人では生きてゆけない。連帯的な共生意識を共有しながら健康にして安全な生き甲斐を求めて切磋琢磨し合うものである。そのことが、明るい家を成し、安全な社会を構成してゆくものである。人生を「点」に喩えるならば、 その点が究極を辿る過程と言える。 明るい社会、町づくりは、連帯と共生を求め合う学びを横に置いては成就は期し難いものであろう。 「学び」には個々が学問技能を磨く探究的なものと、日々生活の向上を求める素材をテーマにして話し合うものとがある。後者は昔の井戸端会議の良さが今日も脈々として残るものとみてよかろう。 今の時代に生き、今日的課題の向き合って共生の連帯に生きる「学び」を語り究めようとすることは、それは、個の向上とともに衆への浄化に及ぼしてゆく効果が期待されるように思う。「学び合う」という知的研鑽は社会的関係資本と呼ばれて、この知的交流は片や右脳の錬成に役立ち、片やには明るい社会の浄化の力に生きるものと考えられる。 「情けは人の為ならず」の諺を受けて、「学び合う」という知的資本の交流、そのお世話は、育成するという使命に燃え継承に生きることでは。(記述、末吉)
by miminashigakkyuu
| 2008-06-11 13:42
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